2007/8/11
暑さとワクワク感からか、十分な睡眠取れず。
朝飯は鹿児島名物じゃんぼう餅と惣菜パン。
じゃんぼう餅はみたらし団子の大きい版みたいなもの。
朝からやけに大便に行きたい。お腹の調子が悪いのか?
白谷雲水峡300円までの山道は、暗い中初めて走るのには路面的に怖い。
車幅が狭かったり、工事中だったり。
雲水峡に着いたら、既に10台弱の車が。
先をやられたかと、俺もすぐに出発する。
初めに2組を抜かして以降、俺の前後には誰一人としていない。
オンリーワンの中、薄暗い山道を歩く。
薄暗く良く見えないので、行きのトロッコ軌道辺りまでは写真を取ることもなく、基本的に歩き続ける。
辻峠を登り始めた辺りからお腹に異変を感じ、下りでついに痛くなってきた。
トイレは大分先までない。
そこまで我慢は・・・ってかもう無理。まじで限界。
ほんとごめんなさい。
・・・
・・・
・・・
草や土で出来るだけ隠す。
オンリーワンだからこそできた荒業。
ほんとごめんなさい。
少し回復したが異変は残っていたので、トロッコ軌道は人並みのペースでゆっくり歩く。
ある程度明るくもなったので、写真を取り始める。
(左は白谷雲水峡ルートと荒川登山口ルートの合流点)
(左はティラノザウルス、右はトリケラトプスが見える。。。のは俺だけか?)
(トロッコ軌道の分岐点など)
山の中にあるにしては綺麗なトイレ。
下痢気味だった。。でもこれで大分復活!
トイレをしている間に後ろに追い付かれるが、その後またオンリーワン状態を実現。
きつい階段や山道を登って行く。
道中の湧水で手や顔を冷やし、数口飲む。うまい!
途中何度か人とすれ違うが、大半は縦走してきた人であろう。
(ウィルソン株、右は株内から上方を眺望)
(左はヤクザル)
(左は大王杉、中央と右は夫婦杉、左は合成写真)
(右は魚が大口開けてるように見える。。。のは俺だけか?)
他の人は更に上に行ったか、折り返し、俺とすれ違った人だろう。
オンリーワン状態。縄文杉を独り占め。
取り敢えず写真を取る。
そうこうしてるうちにもう一名がやってくる。感動を分かち合う。
でかい、そしてたくましさを感じる。
昼用に握ってもらったオニギリを一つほお張る。
そして縄文杉を見つめる。
一瞬もやが晴れてくっきり浮かび上がったかと思えば、次に大粒の大雨。
やみそうにない。下山を決意する。
(左は展望台、中央は合成写真)
そのためにマイペースで下山出来ない。
これが噂の大名行列か。これが山で見る光景か。
早めに登りきって本当に良かった。
帰りのトロッコ軌道では休憩中のトロッコを見ることもできた。
楠川分れからは、行きに飛ばした風景を見ながらゆったりと。
(右は合成写真)
風が凄い。
そして、足を滑らせれば人生が終わる。
天気が悪く、視界はさほど広くない。
しかし予想以上に道が険しく長い。
さすがに足首や膝が弱音を吐いてくる。
縄文杉まで行ってきた帰りでは、そこまでの感動もない。
ただし、川のせせらぎは最高!!
(もののけ姫の森)
(くぐり杉)
道中はほとんど雨か曇りだったが、都会とは異なり、雨に打たれても清々しい。
むしろ瑞々しい自然が見られて良かったのかも。
でも体力は消耗しているだろう。
湯の中で体全身を伸ばしたかったので楠川温泉300円に行くが、やや期待外れ。
こじんまりとした銭湯みたいな感じ。
もしかしたら島内の温泉はどこもこんなものなのかもしれないな。
こちらの豪雨はかなり激しい!
雨も風もすごく強く、テントから一歩も出る気になれない。
テントが壊れるかと思った。というか、お隣のテントは一部崩壊していた。。
上げ板の上にテントを張っていなければ、確実に浸水していただろう。
ここまでの豪雨は屋久島でも珍しいらしい。
晩飯代わりに登山弁当の残りのオニギリ2つと、カロリーメイト、グミを食べる。
明日どうするかは天気と体力次第。
Posted in 屋久島ツーリング