1~2人用テントを持って行ったのだが、荷物を置いたら1人でも微妙に小さく、枕代わりにしていた荷物のフィット感も微妙だったのでいまいち熟睡できず。
鈴虫っぽい虫の鳴き声で起こされる。
歯磨き後、昨日着ていた衣類を炊事場で水洗いする。
洗った衣類をメインロープにかけて乾かそうとするも、この湿気では乾く気配なし。
朝食は健康を考えて?フルーツグラノーラと野菜生活100。

(キャンプサイト近辺)
鍾乳洞である龍河洞とやらを目指して山の間を突っ走る。
快走の一言。
道中数多くのトンネルを通ったが、どれも古びていて恐怖の連続。
中でも2kmに及ぶ四ツ足峠トンネルは前後に他の車もなく真っ暗で、あそこでバイクが故障していたら俺はどうなっていたことか。。。
この辺りは辺境という言葉に相応しい感じで、現地で生活している人々はとても大変だろうと痛感した。
国境間だけでなく、あれでは国内の地域間でも格差が広がっていく。
そんな政治問題のようなことも考えながら突っ走った。

龍河洞1,000円は最高!
岩と岩の間に作られた細くクネクネした道を、岩肌に合わせて姿勢を変えながら歩いていく。
あの洞窟っぷりには冒険心を駆り立てられる。

ガイドが中で待機していて鍾乳石や遺跡の説明をしてくれるサービスも。
しかし龍河洞に入った当初はそんなサービスがあるとは露知らず、最初のガイドが急に現れやがって本気で驚いた。ビクッてした。
だって薄暗い洞窟の中を1人で歩いてたら、急に目の前におばさんが現れるんだぞ。
そりゃ誰でもビックリするわさ。
龍河洞の出口にある博物館と珍鳥センター(共に無料)も良い。
ただし、珍鳥センターでは身動きの取れない程に小さなケースに鳥を入れていたりし、さすがにこれはやりすぎだろうと思う点もあった。
出口近辺で売っていたアイスクリン150円はシャーベットっぽいバナナ風味?のアイスで、あっさりしていて美味しかった。ツーリングマップルにエチオピア饅頭とやらが紹介されていたので、その怪しさに惑わされて買いに行く。
しかし尋ねたところバラ売りはしていなく、10個程度のセット販売。
違うんだ、腹は減ってないんだ、話のネタにちょっと摘む程度でいいんだ。。。
と、そこはさすがエチオピア饅頭。
店員のおばちゃんが饅頭1個丸ごと試食させてくれた。
なんと太っ腹。試食で目的達成!!
素朴な味だったと思うが、俺の購買意欲が向上する感じではなかった。
さすがにこれでは申し訳ないので、野市名物のたぬき饅頭3個入300円を買う。
至って普通の味で、これで1個100円は少し高い。
でもおばちゃんの心意気に感謝!エチオピアのすぐ近くの桜づつみ公園にギネスブックに登録されたうんていがあるということで行ってみた。
めっちゃ長かったので最後の5mのみやりゴーーール!

須崎を目指して走る海沿いの県道14号と47号は気持ちよかった。

須崎近くではドラゴンカヌー大会が開催されていた。
どうやら須崎市の祭りのよう。
チーム一丸となって必死でボートを漕いでいた。

その光景に少しほっこりしていたのだが、この祭りが裏目に。
須崎を経由した目的はずばり鍋焼きプリン!だったのだが、なぜか閉店中。。。
さっきの祭りのせいかーーー!?
祭りの出店を一回りして確認しとくべきだった(泣)
仕方なく名物の鍋焼きラーメンを食べることに。
この鍋焼きラーメン、何故か売られてるのはどこも喫茶店であることに驚き。
喫茶マドンナに入り注文600円。

小鉢によそらずそのまま食べようとしたらめっちゃ熱い。最後まで熱い。
食べ終わるまで熱いのが鍋焼きラーメンの特徴らしい。
スープは薄目の鶏ガラであっさりしていた。日本一の清流、四万十川。
ここまで来て四万十川の源流に行かないなんてあり得ない!
ツーリングマップルに書いてある「四万十川源流の水」を目指すが、何故か道路の道案内が別の方向を向いている。
ちょっと待て待てと思いよく確認してみると、別のページに「四万十川源流」ってのが書いてある。
「四万十川源流の水」って何やねん!紛らわし過ぎやろ!!
道案内に気付いたから良かったものの、危うく変な場所に行くところだった・・・。
地元人しか使わないような小道を登っていくと源流センターというのがあり、そこでバイクを止めた。
登山の準備をしてさぁ登ろうかと思うも、それらしき登山口が見あたらない。
センターの人に尋ねてみたらここではなかったらしい。もっと上だと。。。
教えられたとおりにしばらく走ると、遂にすごい砂利道の入り口を見つけた。
大きな石がゴロゴロしていて、とてもオンロードバイクで走れるような道ではなかった。
地図上の距離と道の状態からこれが登山口だろうと判断し、バイクを止めてしばらく歩いてみるも砂利道が延々と続く。。。
さすがにこれはおかしいと思い、バイクまで戻ることにした。
天気が悪く、辺りが暗くなり始めていた。
夜の登山は生命の危険にさらされる。初めての山なら尚のこと。
四国ならまた来れる。諦めようかとも思った。
でもここまで来て帰れない。諦めきれない。行けるところまで行こう。
ってことで、バイクできついダートを慎重に上る。
まだ登山口に着かないのかと憂鬱になりながらも頑張って上りきり、16時にやっと四万十川源流の碑に着いた。
この間15分のダートは本当にヤバイ。
源流の碑のすぐ側に登山口があったが、この頃には更に日が暮れかけていた。
山の天気は移り変わりが早く、登山時間の目安25分もかけて登れば帰り道が危ない。
さぁどうする俺。俺どうしたらいい??
迷った末、必死で源流点を目指すことにした。
ヤバイヤバイと思いながら、ゼーゼー言いながら、走るように頑張って登れば7分で源流点に到着!
目安の25分って何やねん、ボーイスカウトやってて良かった、俺すごい、などと思いながらも急いで源流の水を汲み、顔を洗って一息、その場を去る。


(写真ではわかり辛いが、本当に薄暗かったんだ)
帰り道で二度ほど道に迷うが、登りと同じ7分で登山口に到着。
達成感と共に雨がポツポツと。。。
急いで、というか状況に焦りながら荷造りし、すぐに出発。
何とか暗くなる前に下界に舞い戻ってこれた。良かったー。予想以上にタイムスケジュールを越えたので、四万十川沿いに南に行くのをやめ、急遽西へコースを変更する。
道の駅日吉夢産地で宇和島亀井のじゃこ天100円とゴボウ天100円、四国奥伊予ゆずだいだいドリンク150円を購入。
じゃこ天は何がどうじゃこなのかわからず、疲れた身体には可もなく不可もなく。
ゆずだいだいはスッキリ。暗くなったので迷いながらも、八幡浜港近くの大洲まで行くことにした。
途中酒屋を見つけ、店員お勧めの卯之の生酒370円を購入。
家族旅行村は怪しい山道の先に君臨していた。そしてキャンプ代2,100円は高過ぎ!!
うち高いですけど構いませんか?みたいなこと聞かれても引き返せないし!他ないし!

(次の日の朝に撮影)
近くにスーパーとかがなかったので、この日の晩御飯はフルーツグラノーラとアーモンドチョコ。もちろん生酒も!
そしてお風呂の代わりにアイスデオドラントペーパー。
生酒はあっさり目で飲みやすかった。